【図解でわかりやすい】メリヤス編みと裏メリヤス編みの違い

棒針編みの基本の編み方といったら「メリヤス編み(表編み)」と「裏メリヤス編み(裏編み)」です。この2つの編み方はどのアイテムでも絶対に使われるので覚えて損はしません!この記事ではメリヤス編みと裏メリヤス編みの違いを編図と画像で説明します。

メリヤス編み(表編み)について

誰でも一度は目にしたことがある定番の編み方です。表目だけで編まれた編み地のことを「メリヤス編み」または「表編み」といいます。

ゲージを確認する時はこのメリヤス編みで編みます。

裏メリヤス編み(裏編み)について

メリヤス編みに次いで頻出度の高い編み方です。裏目だけで編まれた編み地のことを「裏メリヤス編み」または「裏編み」といいます。

左の画像がメリヤス編みの裏側です。裏メリヤス編みと全く同じです。これでわかる通りメリヤス編みの裏側=裏メリヤス編みとなります。

メリヤス編みと裏メリヤス編みの違い

メリヤス編み→表面が表目だけで編まれている

裏メリヤス編み→表面が裏目だけで編まれている

表目、裏目の1目1段の数え方

さきほどメリヤス編みでゲージを確認すると書きましたが、ゲージとは10cm角に表目が何目何段入っているかを示します。なので1目1段がどれなのか知っておく必要があります。編図も1目1段で記載されていますのでこれを知っておけば編図を理解しやすくなります。

表目の1目1段は若葉マークのような形をしています。ヨコが目、タテが段で表します。

裏目の1目1段は楕円のような形をしています。他の目に隠れて分かりにくいですが、下まで繋がっています。

メリヤス編みの編み方

メリヤス編みは表側1段目を表目から始めます。左端まで編めたら裏返して裏目で編んでいきます。なのでメリヤス編みを編む時は表目→裏返して裏目→表目→裏返して裏目を繰り返していきます。文章だと分かりにくいので下の図をご確認ください。

表目の裏側=裏目、裏目の裏側=表目なので、表にどちらか片方の目を出したければ、このように表目と裏目を段ごとに交互に編んでいきます。

裏メリヤス編みの編み方

裏メリヤス編みは表側1段目を裏目から始めます。左端まで編めたら裏返して表目で編んでいきます。なので裏メリヤス編みを編む時は裏目→裏返して表目→裏目→裏返して表目を繰り返します。そうすることで表面は裏目のみで編まれた編み地になります。

おわり

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