この記事では「右上2目一度」の編み方を図解で解説します。右上2目一度は目を減らす時に使います。例えばニット帽など徐々に幅を縮めていくアイテムなどにはよく使われます。覚えておくと便利です!
右上2目一度の編み目記号とは?
まずは右上2目一度の編み目記号について。1目減らして2目を1目にするので、1マスの中に記号を入れます。右上2目一度の場合、2目の右側のマスを消して左側のマスに記号を入れます。
■右上なので右の目が左の目にかぶさるように描きます。
絶対わかる!右上2目一度の編み方
表目の編み方がわかる方は<表目>と書いてある部分は飛ばして読んでください。
①左針に掛かっている一番右の目を左側から右針に掛けます。
②①で右針に目を掛けた状態です。
③今度は左針の一番右に掛かっている目で表目を編みます。<表目>まずは目の左側から右針を入れます。
④<表目>③で目に右針を入れた状態です。
⑤<表目>右針に糸を掛けたら目をくぐらせ引き抜きます。
⑥<表目>⑤で糸を引き抜いた状態です。この後左針を目から外します。
⑦②で編まずに右針に移した目に左針を左側から入れます。
⑧⑦で左針に掛けた目を⑥で編んだオレンジの目にかぶせます。
⑨かぶせている状態です。この後右針の先端も通り抜けます。
⑩かぶせ終わったら左針を目から抜いて、右上2目一度の完成です!