この記事では編み物のゲージについて解説します。毛糸のラベルにもゲージが記載されているので、毛糸を購入する際に参考にしていただければと思います。
ゲージって何?
ゲージとは・・・
★ゲージとは10cm角の中に何目何段入っているかを表します。
★ヨコ→目数 タテ→段数
例えば、下の編み地の場合10cm角にヨコ:8目、タテ11段入っているのでゲージは8目11段になります。
目数、段数が多ければ多いほど糸が細く、使う棒針のサイズも細くなります。
毛糸ラベルのゲージ確認方法(日本&海外)
毛糸に付いているラベルにはいろいろな情報が記載されていますが、その中にゲージも記載されています。日本と海外のラベルの見方を下にまとめました。
日本の毛糸ラベル
下のラベルは日本の毛糸ラベルです。どの毛糸も同じような内容が記載されています。
緑枠のところを見ると標準ゲージが記載されています。緑枠の上に書いてある棒針サイズでメリヤス編みをした場合、10cm角の目数が14~15目・段数が18~19段になるということです。
このゲージを参考に自分の編み方が緩いか、キツいかを確認することができます。
海外の毛糸ラベル
下のラベルが海外の毛糸ラベルです。ゲージのことはTENSIONと記載されています。日本のラベルと同じように、緑枠右側に記載されている棒針サイズでメリヤス編みをした場合、10cm角が28sts、36rowsになることがわかります。
sts、rowsとは?
★sts(stechesの略)→目数
★rows→段数
このラベルの場合、目数が28sts=28目、段数が36rows=36段ということになります。日本のゲージにすると28目36段となります。