この記事では棒針の作り目の作り方について解説します。作り目とはアイテムを編み始める際に必要な目数を針に掛けることです。この目を基に編み進めていくので、是非覚えてみてください。
アイテムの目数の確認
例えば下の編み図を編むとすると、ヨコが16マス=16目になるので16目分の作り目が必要になります。なので棒針に16目の作り目を掛けます。
絶対わかる!作り目の作り方
①編むアイテムの幅3倍の長さを残して直径3cmぐらいの輪っかを作ります。
②輪っかの手前から指を入れます。
③糸端側の糸を引っ張ります。この時糸端が右側になるようにします。
④③の糸を輪っかの間から引き抜きます。
⑤④で引き抜いた輪に棒針を通します。糸端側が手前にくるようにします。
⑥両側の糸を引っ張り棒針にフィットさせます。
⑦糸端側を親指に、毛糸玉側を人差し指に掛けます。糸の先は他の指でゆるく握ります。
⑧まずは親指に掛かっている手前の糸に外側から棒針に掛けます。
⑨⑧で掛けた糸はそのまま、次に人差し指に掛かっている糸をすくいます。
⑩矢印のように親指に掛かっている糸の間をくぐらせます。
⑪⑩をくぐらせるとこのようになります。
⑫親指に掛かっていた糸を指から外します。
⑬図のように再度親指に糸を掛け、親指と人差し指で糸を引き、輪を引き締めます。
⑭これで1目完成です!これを必要な目数分繰り返していけば作り目が完成します。
続いて編む場合、下のリンクから表目と裏目の編み方も解説しています。図解でわかりやすいで是非参考にしてみてください!